2019年シマノの新製品ベイトリールの中で「SLX MGL」という謎のリールが登場しました。実売15000円と安いリールなのですが、本当にコントパフォーマンスがいいのか他のリールと比較してみようと思います。
SLX MGLってどんなリール?
出典:シマノ
実は「SLX150」というリールは昨年アメリカで発売されています。
逆輸入かな?と思いましたが、サイズや性能などは全くの別物でした。
カラーはシマノでは珍しくブルーが使われているので、見た目は新鮮でいい感じですね。
価格帯が安いリールの中で「SLX MGL」は買いなのか、どんなルアーに最適なのかを見ていきましょう。
USモデルと違うところ
▼日本モデル「SLX MGL」
▼USモデル「SLX 150」
出典:シマノ
日本モデルとUSモデルを比較してみました。
SLX MGL(JP) | SLX 150 (US) | |
重量 | 190g | 195g |
スプール | 32mm | 34mm |
糸巻量 | 12-100 | 12-110 |
BB/ローラー | 4/1 | 3/1 |
MGL | あり | なし |
表からわかる通りSLX MGL(日本モデル)のほうが小さくなっていますね。
そしてベアリングが一つ多く、マグナムライトスプールが搭載されていることから性能もアップしています。
USモデルよりバーサタイル性が増して野池や河川で使いやすい日本向けのリールにしたのかな。
カシータスとどっちがいいの?
コストパフォーマンスがいいと言われていますが、本当なのか?
同じ価格帯のカシータスMGLと比較してみたいと思います。
▼SLX MGL
▼カシータスMGL
出典:シマノ
SLX MGL | カシータスMGL |
|
重量 | 190g | 190g |
スプール | 32mm | 34mm |
糸巻量 | 12-100 | 12-120 |
SA-RB/BB/ローラー | 0/4/1 | 2/2/1 |
HAGANEボディ |
あり | なし |
MGL | あり | あり |
実売価格 |
15000円 | 15000円 |
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小さいルアーを投げるならSLX MGL
出典:シマノ
2つとも重量は同じですが、スプール径の大きさが違います。
32mm径のSLX MGLはよりカシータスMGLより小さいルアーを得意とします。
主に1/4~3/8ozを投げるならSLX MGL、3/8~1/2oz以上を投げるならカシータスMGLといったところでしょうか。
SLX MGLはHAGANEボディ搭載
出典:シマノ
SLX MGLにはカシータスMGLにはなかったHAGANEボディが搭載されています。
“HAGANE”ボディとは、高い剛性を持つ金属のボディ。不意の衝撃にも耐える剛性・耐衝撃性を確保し、たわみを最小限に抑えることでアングラーのチカラを巻き上げる「力」へと変換します。
引用:シマノ
要するにカシータスMGLより強い金属を使っているから壊れにくいということになります。
この部分はSLX MGLのほうが勝っていますね。
逆にカシータスMGLはS A-RBというシマノ独自のベアリングを搭載していますが、体感的にはわからないのでHAGANEボディが入っているSLX MGLのほうがコストパフォーマンスがいい気がします。
レビュー動画
YoutubeにZAPPUの秦拓馬さんがSLX MGLのレビュー動画を上げてくれています。
動画で飛距離を測っていますが、良く飛んでいるのがわかりますね。
SLX MGLが気になっている方は是非動画をチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか、今回のSLX MGLを簡単にまとめると。
・軽量ルアーを投げるならSLX MGL、大型ルアーも投げたいならカシータスMGL
・HAGANEボディが入っているのでカシータスMGLよりコスパがいい
こんな感じになりました、予約も始まっているので是非参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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