冬から春に威力を発揮してくれるルアーそれは「シャッド」です。今回はシャッドを使う上で重要なポイントやシチュエーションをご紹介します。
シャッドとはなにか
シャッドとはどんなルアーなのか?
クランクベイトに比べると薄い、ミノーと比べるとテール部分が絞られていいます。シャッドはその二つのルアーをよりベイトフィッシュに近い形したものです。
基本的にはサスペンド仕様のものが多く、そのおかげでゆっくり引いても狙ったレンジを安定してトレースさせることができます。
シャッドの強みは弱さ
シャッドが冬に強い理由の一つは”弱いから”です。
サイズも小さくタイトに泳ぐことで水をあまり動かさないルアーなんです。
逆に強いルアーはなにかというとクランクベイトやスピナーベイトです。
冬バスはやる気がないので、強い波動を嫌がります。そういう時に小さい波動でゆらゆら泳いでくるシャッドはバスにとって食いやすいの獲物になるということです。
なので冬場にシャッドを使う時は、早巻きや大きくトゥィッチさせることはあまり好ましくありません。
バスの目線に合わせてゆっくり引いてくるのが一番効果的です。
シャッドを投げるシチュエーション
シャッドが有効な時期やフィールドを知っていますか?
実はシャッドにも苦手なシュチュエーションが存在します。
シャッドを投げるとき
- クリアウォーター
- ハイプレッシャーなフィールド
- 低水温の時
シャッドは一年中使えるルアーですが、ポイントとしてはこの3つになります。
色々なルアーやワームを投げても釣れないときにシャッドだけは釣れたという経験があるかも多いのではないでしょうか?
見た目のリアルさと強すぎないアピール力があるためハイプレッシャーな場所やクリアウォーターに強いと言われています。
使いどころをしっかりと見極めることでシャッドでの釣果は大きく上がると思います。
シャッドを投げないとき
- 遠浅なフィールド
- ディープエリア
- 濁りが強い時
シャッドは弱いルアーです、濁りが強いときは投げてもアピール力が足りません。
引いてくるレンジもポイントになります。浅すぎてものに当たっては意味がありません、シャッドはボトムノックをさせて使うルアーではないのです。
そしてあまり深い場所には潜ることができません。あくまでバスと同じ目線で使うルアーだということを覚えておいてください。
冬のシャッドのアクション
シャッドはトゥィッチで使うルアーというイメージを持っている方が多いです。
ですが本当は「ただ巻き」が基本的な使い方です。
冬はとくにアクションを感じられる一番遅い速度でゆっくり巻いてあげましょう。ボトムにタッチしたらしっかりポーズをとって食わせるタイミングをつくります。
このポーズがすごく重要で、5~10秒ほど待ってから食ってくることもあるんです。
ワームのように使うことを意識してください。こういったところが上手い人との差になってきます。
ハリのあるロッドを選ぼう
出典:レイドジャパン
ロッドが柔らかすぎるとルアーの抵抗で気持ちよく巻けません。
またシャッドはゴミを拾いやすいのでそれを外せるくらいのハリがあるロッドを選ぶことをおすすめします。
最低でもライト~ミディアムライトのロッドがいいでしょう。
またカバーや障害物付近を狙いたい時は太いラインが巻けるベイトフィネスで使うとことをおすすめします。
チューンも大事
綺麗に泳がせるためにトゥルーチューンは必須です。
曲がって泳いでしまうとバスに違和感を与えてしまうのでそれだけで釣れなくなる可能性があります。
ペンチでアイをしっかり調整してあげましょう。
冬であればサスペンド調整もしっかり行いましょう。
ルアーによっては浮いてくるものもあるので板オモリを貼ってサスペンドもしくはスローフローティングにしてあげることをおすすめします。
ルアーが沈んでしまうのはダメなので注意が必要です。
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まとめ
冬場のシャッドのポイントをまとめると
- シャッドの強みは”弱さ”
- ハイプレッシャー、クリアウォーターに強い
- 濁り、遠浅、ディープエリアには弱い
- ハリのあるロッドを選ぼう
- ルアーチューンをしっかり行おう
この5つをしっかり押さえておきましょう。
今後シャッドを出すときに意識すればより釣果に繋がるかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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