1月14日にシマノ公式サイトより新製品情報が公開となりました。
今年も気になる新製品が発表となりました、その中でも私の大好きなメタニウムMGLが4年ぶりにモデルチェンジします。
新しくなったメタニウムの特徴や、旧モデルとの比較などをご紹介したいと思います。
今回は画像をフリーで使ってくれていいよ、とのことで黒田健史プロの『いろはにほへと』より画像は抜粋させていただいております。
20メタニウムMGL
パッと見た印象は15メタニムDCのような色がガンメタリックになったのと、サイドのブレーキが変更になったように見えます。
メタニウムの見た目がすごく好きなので、アンタレスのように大きく変更がなくて良かった…。
では、中身はどのように変更になったか簡単にご紹介します。
旧モデルとの比較
旧モデルと大きな変更を比較してみました。
大きく変わったのはボディ素材、スプール、メインギアの3つです。
製品 | 20メタニウム | 16メタニウム |
ボディ | マグネシウム合金 | マグネシウム合金 |
スプール | MGLⅢ(19mm) | MGL(22mm) |
メインギア | ブラス | ジュラルミン |
スタードラグ | CI4+ | ジュラルミン |
レベルワインド | 樹脂 | ジュラルミン |
重量 | 175g | 175g |
初心者の方にはこれだけしか変わってないの?と思いますが、実はものすごく進化しています。
では何が良くなったのか詳しく紹介していきます。
コアソリッドのボディの採用
新モデルはコアソリッドボディに変更になりました。
これはバンタムMGLと同じで、剛性(リールの強度)が非常に上がりました。
16メタニウムも壊れるような心配はしたことはないですが、ガッチリしたボディでよりパワフルな釣りができるようになりました。
コアソリッドボディだと聞いてバンタムと同じような、ジェラルミン(アルミ剛性)になったと勘違いしてました・・・。
ボディはあくまでアルミでできているようです。
スプールはMGLⅢ
19アンタレスに搭載されたMGLⅢは間違いなく入るだろうと予想していました。
MGLⅢは非常に評判が良かったので、嬉しいですね。これにより、飛距離やレスポンスがアップしました。
もちろんアンタレスより安価な価格で手に入るので、手が出せなかった人にも嬉しいですよね。
バンタムの剛性感、アンタレスの飛距離、これだけで買う価値があると思います。
メインギアがブラスに変更
一番驚いたのはメインギアがブラス製に変更になったところです。
これによりカルカッタコンクエストのような、ぬるぬるな巻きごごちになるとか。
しかしブラスに変更することにより、巻きごごちや耐久性は良くなるものの重くなることは明らかです。
でも、メタニウムの重さは旧モデル変わってない、175gです…。
ここが今回シマノさんがこだわったところなんじゃないでしょうか。
重さを削る努力
耐久性があまり必要ない部品の箇所を削って重くなった分を軽量化しています。
スタードラグはci4に、遠心ブレーキのブレーキパイプをハイブリッド素材に、レベルワインドのウォームシャフトを樹脂素材しています。
旧モデルより絶対に重くしたくなかったのでしょう…。
レベルワインドは樹脂じゃなくてもよかったかな。
なにかとトラブルが多い部分だし、耐久性が少し不安ですね。
少し重くなってもいいからここはジュラルミンにしてほしかったです。
まとめ
20メタニウムを簡単にまとめると。
バンタムMGLのようなガチガチの剛性感。
19アンタレスに搭載されたMGLⅢで飛距離とレスポンスアップ。
メインギアは真鍮に、カルコンのような巻きごごち。
重量は旧モデルと代わりなし、部分パーツを樹脂などに変更
レベルワインドは樹脂、ここだけは少し残念。
今回のモデルチェンジで耐久性、飛距離、巻きごごちがアップしました。
やはりメタニウムは最高のバーサタイルだと思います。
旧モデルもこのリールがあれば他はいらないんじゃないかと思うくらい素晴らしいリールでした。
発売されたらぜひチェックして見てください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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