もうすぐ暖かい春がやってきます。
バス釣りも本格的にシーズンインしてくるこの季節、話題に上がってくるのがネスト撃ちの話。
今回はネスト撃ちとはどういったものなのか、釣って良いのか悪いを詳しく紹介したいと思います。
ネスト撃ちとは
ブラックバスは3月~4月にかけて、スポーニング(産卵)をします。
そのスポーニングする場所をネスト(産卵場)と呼びます。
バスたちは水深1.5m以下にネストを作る傾向があり、オスがその場所を守っています。
オスは天敵が来たら問答無代で攻撃します、人間が近づいても周りをうろうろして必ず同じ場所に戻ってきます。
なので、知っている方なら「ここはネストだな」すぐにとわかると思います。
ネスト撃ちとは産卵場守っているオスを狙って釣る行為のことを言います。
春になるとネスト撃ちの話題は毎年のように上がってくるように思います。
ネスト撃ちは賛否両論
バサーの間ではネスト撃ちはしないという人も多いと思います。
ちなみに私もネスト撃ちをしない派です。
その理由に以下のことが挙げられると思います。
- ネストを荒らされるとオスが戻ってこない
- フィールドのバスが減ってしまう恐れがある
- そんな釣り方で釣った気になれない
もしも食べる魚だったらこんな感じにはならないと思います。(簡単に釣れたほうがいいから)
バスはそもそもキャッチ&リリース禁止というルールがありますが、そこもグレーゾーンなところもありますよね。
バス釣りをあまり知らない人が「ネスト撃ちをしたら注意された」ということを聞いたことがあります。
私はこれを聞いて気持ちの押し付けだと感じました。
釣りをしない人が「バスをリリースするな」と注意するのと同じことだと思います。
それと同じことでネスト撃ちが良いか悪いかも、正解はないです。
琵琶湖でボートガイドをしている方も巨大なバスを見つけたらネスト撃ちをするといっていました。
なので、しっかりと理解した上で自分のしたい釣りをすれば私はいいと思います。
狙っていなくても実はネストのバスを釣っている?
春はビッグベイトが釣れるという話を聞いたことはありませんか?
冬から復活したバスやプリスポーンのメスが大きめの獲物を捕食するからという理由もありますが、実はネストのバスが攻撃的だからという理由もあります。
春に岸際をビッグベイトでランガンしていると、知らず知らずにネストのバスを釣っている可能性も全然あるということです。
ビッグベイトにはバスを威嚇して釣る方法もあるということを覚えておきましょう。
まとめ
ネスト撃ちとはどういうことかお分かりいただけたでしょうか。
知っているのと知らないのではバス釣りに対する気持ちも変わってくると思います。
そういったことを理解して良いか悪いかは自分で判断して、決めればいいのではないでしょうか。
そして今シーズンもバス釣りを楽しみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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