シマノから新しく発売された「ヴァンフォード」を実際に触ってレビューしました。
購入を検討されている方がいましたら是非参考になれば幸いです。
ヴァンフォードとは
2020年9月にシマノから発売された新しい機種のリールです。
このリールの最大の特徴は重さです。「150g」という驚異の軽さでありながら、剛性感もしっかりある作りになっています。特徴がヴァンキッシュに似ていることから、同じ「ヴァン」という名前が付けられているそうです。姉妹リールとして今後も末長くシマノのラインナップに居続けてほしいです。
写真でもわかるように、かっこいい赤と黒のカラーをしています。似たようなリールでストラディックci4+なんてリールもありましたが。あいつの生まれ変わりがヴァンフォードなんだと信じています。
▲ストラディックci4+
ヴァンフォードもストラディックci4+と同じくボディにはci4が使われています。しかし、ストラディックci4+よりは格段にいいリールだと感じました。
スペック、価格
ヴァンキッシュとのスペックを簡単に比較してみます。
製品 | ヴァンフォード | ヴァンキッシュ |
マイクロモジュールギアⅡ | ○ | ○ |
ロングストロークスプール | ○ | ○ |
HAGANEギア | ○ | ○ |
HAGANEボディ | ×(CI4+) | ○ |
NEW MGL | ○ | ○ |
重量 | 175g | 165g |
価格(実売) | 約2,3000円 |
約4,4000円 |
ヴァンキッシュとの違いはボディにあります。ヴァンフォードはHAGANEボディではなく、CI4(カーボン)を採用しています。ヴァンフォードより軽量なのにHAGFANEボディまで入ってるヴァンキッシュはさすがだな…。ちなみにヴァンキッシュはハンドルはCI4でできています。
重量は10gしか変わりません。多分両方持ってもほとんど、重さの違いはわからないでしょう。
あとは価格に注目です。ヴァンキッシュに比べて20000円以上お安く買える。私ならヴァンフォード買って、お釣りでベイトリール買うわってなってしまいます。
実際に使ってみました
実際にヴァンフォードを使ってみてよかった点をあげてみます。
よく飛ぶぞ!
私はまだ16ストラディックを現役で使っているのですが、ヴァンフォードの方が断然跳びがいいです。これはロングストロークスプールの恩恵だと思います。ロングストロークスプール?はははっ、スプール長いだけじゃんと思っていた自分が恥ずかしいです。
投げていてとても気持ちがいいです、最高!
巻き出しが軽快、巻きごごちよし
ヴァンフォードは巻き出しが軽くて早いです。これはストラディックci4+とよく似ていますが、マイクロモジュールギアⅡによって格段に巻きごごちがよくなっています。
購入する時に19ストラディックと巻き感を比べてみましたが圧倒的にヴァンフォードの方が軽く巻くことができました。これからの季節の巻物ルアーに最適なリールだと思います。
ダウンショットやネコリグも試してみましたが、リールが軽いからか感度がいいなと思いました。ネチネチしたリグでもとても使いやすいなと感じました。決して巻物に特化しているリールではなく、汎用的に使えますよ!
リール音がいい!
ストラディックci4+と違ってチープ感が全然ありません。
とくにいいなと思ったのはベールアームをあげたときに「チンッ」といい音を鳴らしてくれます。それにドラグ音もいい感じです。
見た目は赤黒で若者感がありますが、リール音は高級感があっていいですね。気になる方は、一度店頭で触ってみてはいかかでしょうか。
合わせるならゾディアスでしょ
このリールのデメリットは赤黒なので、合わせるとしたらNewゾディアス一択になってしまいそうなところですね。
私もゾディアスと合わせていますが、一体感が半端じゃない。正直言ってめちゃくちゃカッコイイです。ちなみにゾディアスは長めの268Lです。
もうこの組み合わせ以外考えられないので、皆さんもヴァンフォードを買う時はゾディアスを買うことをおすすめします!w
まとめ
ヴァンフォードは約23000円代から購入することができるリールです。マイクロモジュールギアⅡやロングストロークスプールなど上位リールにも搭載されている機能を持っています。
これから秋の巻物からライトリグまでバーサタイルに活躍してくれるリールだと思います。今回のレビューが皆さんの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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